徳島県で初めて車に乗る人は要注意!事故が多い交差点を解説!

徳島県には事故の多い交差点があることをご存知でしょうか?事故の多い交差点を知っておくことで、通行する際に安全を心がけて運転できます。

今回の記事では、徳島県で交通事故が多い交差点と、安全運転のポイントについてご紹介します。また、万が一事故が起きてしまった場合の対応方法もあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてください!

徳島県は事故が多い?

徳島県は全国規模でみると、比較的事故が多い県だといわれています。平成29年の交通事故の発生状況では、全国ワースト11位にランクイン。特に交差点で起こる事故の割合が高いです。

令和3年には、交通事故の全件数のうち約6割が交差点でおきています。

では、徳島県で事故の多い交差点はいったいどこなのでしょうか?順に確認していきましょう。

徳島県で事故が多い交差点とは?

ここからは、徳島県で事故が多い5つの交差点をご紹介します。

①備前島交差点

備前島交差点は、鳴門市大津町備前島309-1にある県北部最大級の交差点です。右折する車と直進する車がぶつかってしまう右直事故が多く発生しています。

交差点の北方向には高速道路があるため、交差点に合流してきた車の速度が高いことが多く、南から東への右折時の事故は重大事故につながる可能性があります。

右折時は対向車の速度がどのくらいかを確認し、余裕をもって曲がれるのを確かめてから発進するようにしましょう。

さらに令和4年には交差点の近くに商業施設がオープンするため、事故の発生数が増える可能性があり注意が必要です。

②東大工町交差点

東大工町交差点は、徳島市紺屋町24にある交差点。南北の道路が交差点内で曲がる変則的な交差点なので、走行時は周囲の車に注意が必要です。

東大工町交差点では、周囲にある商業施設への脇見運転による事故が発生しています。前を走る車両の動きに注意したり、車間距離を空けるようにしたりする対策が必要でしょう。

③榎瀬川樋門南交差点

榎瀬川樋門南交差点は徳島市川内町鈴江南15にあります。3つの道路が集まる三差路の交差点で、堤防道路である県道と国道からの道が鋭角に交わる構造となっています。

榎瀬川樋門南交差点では追突事故が多く発生しているのが特徴的です。交差してくる道路の確認に気を取られることで前方車両への注意をおこたってしまい、追突するパターンが多いようです。交差道路の確認に気を取られすぎずに、前方を走る車両もきちんと確認するようにしましょう。

④工業団地南交差点

工業団地南交差点は、徳島市川内町平石夷野250-1にある5つの道路が交差するやや複雑な交差点です。主道路の国道11号線は、北西から南東へS字型にカーブしているのが特徴的。鳴門・松茂方面から国道への重要なアクセス道路のため、交通量が多い交差点です。

事故の種類としては追突事故の割合が高いのが特徴的です。信号で止まっている状態から走り出したときに前方車両にぶつかってしまったり、考え事をしてしまい前方をよく見ていなかったりして起きる事故が多いようです。

走行時は運転にしっかり集中して、少しでも疲れていると感じたら休むなどの対策を取るようにしましょう。

⑤加茂名小学校北交差点

加茂名小学校北交差点は、徳島市庄町4丁目55-3にある十字の交差点です。生活道路のため道がとても狭いのと、建物などで見通しが非常に悪いのが特徴的です。

交差点に進入した車同士がぶつかってしまう出会い頭の事故が発生しています。原因としては、黄色点滅信号時に徐行をしないこと、赤色点滅信号を無視することが多いようです。また、一時停止後に発進する際に起こる事故も増えています。狭い道路で見通しが悪いため、安全確認と徐行を大切に運転するようにしましょう。

事故を防ぐために必要なことは?

交差点での事故を防ぐためには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか?

ここからは、事故を防ぐポイントを信号のある交差点・ない交差点に分けてご紹介します。

信号のある交差点で気を付けること

信号のある交差点では赤信号・青信号だけに注目しがちですが、他にも気をつけたいポイントが3つあります。順にみていきましょう。

①見通しを妨げる車に近づきすぎないよう注意する

トラックなどの大きい車の後ろに近づいて走行すると、信号が見えなくなる可能性があり危険です。大きい車に黄色信号や赤信号が隠れてしまい、気づかずに交差点に進入すると事故に繋がってしまう場合があります。見通しを妨げる車の後ろを走る際は、近づきすぎないように注意しましょう。

②黄色点滅信号では減速する

黄色点滅信号では減速し、安全を確かめてから通過するようにしましょう。赤色点滅信号側の車が一時停止せずに進入してくる可能性があり、衝突してしまう場合があるからです。車が来ていないかを確認してから走行するのが大切です。

③右折は要注意

交差点での右折時は、対向車との事故が多いため注意が必要です。対向車の影に二輪車や自転車がいるかもしれないと予測しながら運転しましょう。対向車の速度が思ったよりも速い場合もあるので、余裕をもって曲がれるかを確認してから発進するのを心がけてください。

横断歩道を渡っている歩行者や自転車にも注意しましょう。自転車は急に渡ってくる場合があるので、交差点に入る前から自転車がいないかどうか確認しておくのがおすすめです。

信号のない交差点で気を付けること

ここからは、信号のない交差点で気を付けるポイントを2つ解説します。

①一時停止場所では2度止まる

一時停止場所では2回止まると安全です。停止線で止まった後に、道路を横切る直前でもう一度止まりましょう。特に生活道路では自転車に乗った子供が飛び出してくる可能性があるので、念入りに確認するのが大切です。

②左右の安全確認は目視を忘れずに

交差点を通るときの左右の安全確認は、カーブミラーだけではなく目視でも確認するようにしましょう。万が一、カーブミラーが曲がったり破損したりしていた場合、見落としが発生する可能性があるからです。交差点を通る際はカーブミラーにくわえて目視で安全確認することを忘れないようにしましょう。

事故を起こしてしまった際の対応方法

万が一交通事故を起こしてしまったら運転を停止し、けが人がいないか確認しましょう。けが人がいる場合はただちに119番に電話して救急車を呼んでください。

また、けが人の有無に関わらず110番通報し警察に連絡します。警察からどのように行動すればよいか指示されることがあるので、その場合は冷静に指示に従ってください。

被害を広げないために、発煙筒や三角表示板を設置するのも大切なポイント。後続車に危険を知らせることで二次災害を防ぐ効果があるので、積極的に活用しましょう。

車を動かすためにレッカーが必要な場合は、自動車保険やJAFなどに手配するのも忘れずに行ってください。

まとめ

ここまで、交通事故が多い交差点と事故を防ぐポイントについてご紹介しました。交差点における事故の原因は、注意散漫による安全確認不足や、交通ルール違反の場合が多いです。初めて徳島県を運転する人だけではなく、運転に慣れた人も油断せずに安全運転を心がけることが重要です。

今回ご紹介した、注意するべき交差点や事故を防ぐポイントを意識して、楽しいカーライフを送りましょう!